マネパ連続予約注文で6通貨両建てすくみ(20/1/12時点)

マネパ連続予約注文
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皆さん、こんにちは。たかさんまでございます。

今日は、マネーパートナーズの連続予約注文を利用した6通貨での「すくみ」をご紹介します。通常の「すくみ」ではなく、「両建てすくみ」なんですよね。

  • 「すくみ」って何?
  • 「両建てすくみ」ってどういうもの?

というご質問があるでしょうから順にご説明しますね。

では、行ってみましょうか。

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マネーパートナーズの連続予約注文とは

連続予約注文について簡単に説明

マネーパートナーズの連続予約注文とは簡単にご説明しますと、if-done-OCOを利用したリピート系自動売買なんです。

通常のトレードで、if-done-OCOするのと何が違うのかという疑問が湧きませんか?最初は私も違いに気付かなかったのですけどね。

違いはここです

通常のif-done-OCOでは全く同じ注文であってもその分だけ証拠金が拘束されます。例えばドル円を100円で買って101円で売るという注文を手動で10回分まとめて発注し約定すると10回分の証拠金が拘束されます。

マネパの連続予約注文であれば、1回の注文につき最大20回まで連続予約注文できるのですが、2回目の新規約定は1回目のポジションが決済されてから次の新規約定をするように設定できますので1回ずつの証拠金しか拘束されません。

ここが大きな違いです。

(※連続予約注文のやり方によっては1回目のポジションが決済されなくても2回目の新規約定が成立するようにも設定できますので注意してください。)

注文をひとつひとつ手入力しなければいけないため、一般的に自動売買にはカテゴリーされていないようですね。「半自動売買」と言ったところでしょうか。

ですから、私が昨年の冬から春にかけて自動売買に興味を抱きいろいろ調べていたときは見つけられなかったようです。その時は、その存在に気付かなかったですから。

連続予約注文を手入力するのが手間だというが

アイネット証券のループイフダンやインヴァスト証券のトライオートFXと比較すると注文をひとつひとつ手作業で入力することがネックといいますか手間になると言われております。

確かに最初は手間と言えば手間なんですけど、私としてはメリットでもあると感じておりますね。

なお、マネパの連続予約注文は、ひとつの注文につき20回約定したら終了となります。つまり同じ注文を出したいのであれば再度入力しなければいけないのですけど、20回の約定なんてそうそう簡単にはしませんので、これも手間ってほどではないですね。

コストがとても安い

これはループイフダンやトライオートFXなどの自動売買と比べると断トツに安いですね。通常のいわゆる裁量トレードする際のスプレッドが採用されますので、ドル円・ユロドルのスプレッドが0.3pipsですから。

自動売買で一番コストが安いとされるループイフダンのおよそ10分の1くらいです。

リピート系ってどのようなトレードスタイルが多いのでしょうか?

恐らく細かく小さな取引を何度も繰り返すスタイルじゃないでしょうか。そうなると当然コストは無視できませんのでマネパの連続予約注文は最高レベルと言えますね。

連続予約注文の微調整がしやすい

私が利用しているのはマネーパートナーズのnanoの方です。nanoでしたら100通貨単位で注文できますので、少額投資でも微調整がしやすいんですよね。

ループイフダンは1000通貨単位です。いくら1000通貨単位とは言え、微調整するにはそれなりの投資金額が必要になってきます。ましてや6通貨による「両建てすくみ」ですからね。

注文自体は週末にまとめてしているのですけど、最初はたくさん注文しなければいけないのでそれなりに時間はかかります。まあ、手間と言えば最初だけ。

その後は、週末ごとにそれぞれの通貨のレートの上下に連続予約注文を仕込んでます。

ということは自動的に週末ごとに微調整出来ているというわけです。

この理屈、お分かり?

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「すくみ」って何?

さて、そろそろ本題に入りましょうかね。

「すくみ」っていくつかの通貨ペアを組み合わせて売買することです。

例えば‥‥‥こんな感じです。

買い売りトータル売買
ドルドル円
ユーロユーロ円
ユーロドルユーロドル

上の表のように「ドル円の買い」・「ユーロ円の売り」・「ユーロドルの買い」と同時に持つことで結局のところ、「ドルを買って円を売る」⇒「円を買ってユーロを売る」⇒「ユーロを買ってドルを売る」となります。

これらをまとめますと、「ドルを買ってドルを売る」となり元の鞘に収まるというわけです。

結局、元の鞘に収まるんですからそれまでの間にどれかの通貨ペアが上がったり下がったりしてもその分のキャピタルを利益にしていけば、その分だけプラスになるという理屈です。

「すくみ」のご説明はちょっと難しいですね。鞘取り(さやとり)をイメージしていただければ分かりやすいんじゃないかな。

一般的に、通貨ペアは多い方がその分だけリスクが減ると言われてます。

ただあまりにもマイナー通貨だとスプレッドが大きいし、常軌を逸した値動きをする危険性が高まりますので、それなりのメジャー通貨で組み合わせることをお勧めします。

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「両建てすくみ」ってどういうもの?

なんとなく「すくみ」を理解していただけたでしょうかね。

では、ここからがちょっと応用といいますか、オリジナル的エッセンスを加えます。

先ほどの例では、「ドル円の買い」・「ユーロ円の売り」・「ユーロドルの買い」を同時に持ちましたよね。

これの逆をするのです。すなわち、「ドル円の売り」・「ユーロ円の買い」・「ユーロドルの売り」も同時に持つというわけです。表にしますと

買い売りトータル売買
ドルドル円
ユーロユーロ円
ユーロドルユーロドル

となります。こうすることで更にリスクを減らすことができます。利益を得る機会も当然のことながら増えます。

これって結局のところ、「ドル円の両建て」・「ユーロ円の両建て」・「ユーロドルの両建て」をしていることに他なりません。

買い売りトータル売買1売買2
ドルドル円
ユーロユーロ円
ユーロドルユーロドル

こんなことして大丈夫?

本当に儲かるの?

こんな疑問が湧いてくるのは致し方ないですよね。私も正直なところ初めての取り組みでしたからね。

私も半信半疑ですから!

まあ、理屈上は儲かるはずなんですけど、理屈よりも実績が大事です。

では、自ら身銭を削った実績報告と参りましょうか。

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実績報告

では、お待ちかねの実績報告です。まずは私が取り組んでいる6通貨のご紹介です。

私が取り組んでいる6通貨「両建てすくみ」

私自身が取り組んでいる「両建てすくみ」は以下の6通貨になります。

買い売りトータル売買1売買2
米ドル米ドル円買い売り
ニュージードルニュージードル円売り買い
ニュージードル豪ドル豪ドルニュージードル売り買い
豪ドルユーロユーロ豪ドル売り買い
ユーロポンドユーロポンド買い売り
ポンド米ドルポンド米ドル買い売り

「米ドル円の買い」・「ニュージードル円の売り」・「豪ドルニュージードルの売り」・「ユーロ豪ドルの売り」・「ユーロポンドの買い」・「ポンド米ドルの買い」が売買1です。

これすなわち、「米ドルを買って円を売る」⇒「円を買ってニュージードルを売る」⇒「ニュージードルを買って豪ドルを売る」⇒「豪ドルを買ってユーロを売る」⇒「ユーロを買ってポンドを売る」⇒「ポンドを買って米ドルを売る」となり、結局「米ドルを買って米ドルを売る」となります。

売買2はこれの逆ですね。

売買1と売買2を合わせると、「米ドル円の両建て」・「ニュージードル円の両建て」・「豪ドルニュージードルの両建て」・「ユーロ豪ドルの両建て」・「ユーロポンドの両建て」・「ポンド米ドルの両建て」となり6通貨による「両建てすくみ」の完成です。

週末ごとに、これら6通貨のレートの上下に3つほどの逆張りで連続予約注文を発注しています。

注文pips間隔も利食いpipsもだいたい20~30pipsくらいです。ホント、このあたりはテキトーといいますか、深く考えないようにしています。敢えてですよ。

敢えて深く考えない!

これが大事。気を付けなければいけないのは、少しずつポジションを膨らませていくこと。ですから私自身も100通貨から始めています。

もちろん様子を見ながら100通貨、200通貨、300通貨、‥‥‥と通貨単位を上げていく予定ですけど、慌ててはいけませんのでね。

果たしてどのような結果になったのか

最初にお断りしておきますが、昨年の12月2日から10万円の投資金額で利用開始したのですが、初めの2週間はドル円の両建てで様子を見ておりました。(1,000円ボーナスでくれましたので正確には10万1千円でスタートしてます。)

この間の利益は521円でした。

その後、12月16日に10万円を追加投資して6通貨による「両建てすくみ」を開始しました。昨日までの利益がトータルで2,963円ですから、6通貨による「両建てすくみ」を開始してから約1か月での利益は差し引き2,442円となります。

初めての取り組みですから、かなり慎重に取り組んでます。レバレッジも1倍程度ですからね。

注目すべきは、「純資産」「未決済建玉評価損益」の欄です。

「純資産」の欄は、201,698円と投資金額である201,000円を上回っています。

「未決済建玉評価損益」の欄は、-2,215円となっております。

毎日口座状況の推移をちょこちょこ確認していたのですが、「純資産」が投資金額を上回っていることが半々くらいあったと思います。これはかなり凄いことですよ。

ほとんどの期間で純資産が投資金額を上回るのであれば、もっと余裕を持って建玉を増やせますからね。

「未決済建玉評価損益」については、もちろんいつもマイナスなんですけど、大事なのはその推移です。ほとんどの期間で2,000円~2,500円の範囲に収まっていました。時々、1,500円~2,000円の範囲や2,500円~3,000円の範囲に行くこともありましたけど、翌日には2,000円~2,500円の範囲に戻っていたんじゃないかな。

これも凄いことです。いくら利益を積み上げるといってもその前に口座がクラッシュしては元の木阿弥です。そのためにはこの含み損の部分が安定してくれなければいけないんですよね。

さすが6通貨による「両建てすくみ」と言ったところでしょうかね。

個人的には大収穫な1か月となりました。

注意点をひとつだけ

6通貨による「両建てすくみ」では、連続予約注文の注文数がかなりの数に膨れ上がります。

そうなるとどの通貨でどのような連続予約注文をしているのかどうかの把握が難しくなります。

一応、マネパのシステムでも見れるのですけど、分かりづらい‼

そこで私はエクセルで連続予約注文を管理しています。通貨ペア毎にタブを分けて、それぞれの発注一覧表を作成しています。今のところこれが一番管理しやすいです。

出来ることなら発注一覧をマネパのシステムからエクセルで出力できればいいんですけど、多分出来ないと思います。

これは手間と言えば手間ですけど、儲かるならこれくらいの努力は惜しみません。

では、また。お元気で!

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