【アレ⁉大丈夫?】マネパ連続予約注文で6通貨両建てすくみ(20/8/30時点)

マネパ連続予約注文
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皆さん、こんにちは。たかさんまでございます。

今日は、マネーパートナーズの連続予約注文を利用した6通貨での「両建てすくみ」の経過報告になります。通常の「すくみ」ではなく、「両建てすくみ」なんですよね。

「すくみ」って何?「両建てすくみ」ってどういうもの?

というご質問があるでしょうから順にご説明しますね。

また、今年に入ってからボラティリティがとても上昇しておりますので、連続予約注文の発注に変化を付けることにしました。やはり相場環境によってある程度はこちらの戦略も変化させた方が利益は増えるでしょうしね。

では、行ってみましょうか。

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マネーパートナーズの連続予約注文とは

連続予約注文について簡単に説明

マネーパートナーズの連続予約注文とは簡単にご説明しますと、if-done-OCOを利用したリピート系自動売買なんです。

通常のトレードで、if-done-OCOするのと何が違うのかという疑問が湧きませんか?最初は私も違いに気付かなかったのですけどね。

違いはここです

通常のif-done-OCOでは全く同じ注文であってもその分だけ証拠金が拘束されます。例えばドル円を100円で買って101円で売るという注文を手動で10回発注し約定すると10回分の証拠金が拘束されます。

マネパの連続予約注文であれば、1回の注文につき最大20回まで連続予約注文できるのですが、2回目の新規約定は1回目のポジションが決済されてから次の新規約定をするように設定できますので1回ずつの証拠金しか拘束されません。

ここが大きな違いです。

(※連続予約注文のやり方によっては1回目のポジションが決済されなくても2回目の新規約定が成立するようにも設定できますので注意してください)

注文をひとつひとつ手入力しなければいけないため、一般的に自動売買にはカテゴリーされていないようですね。「半自動売買」と言ったところでしょうか。

ですから、私が昨年の冬から春にかけて自動売買に興味を抱きいろいろ調べていたときは見つけられなかったようです。その時は、その存在に気付かなかったですから。

連続予約注文を手入力でするのが手間だというが

アイネット証券のループイフダンやインヴァスト証券のトライオートFXと比較すると注文をひとつひとつ手作業で入力することがネックといいますか手間になると言われております。

確かに最初は手間と言えば手間なんですけど、私としてはメリットでもあると感じておりますね。

なお、マネパの連続予約注文は、ひとつの注文につき20回約定したら終了となります。つまり同じ注文を出したいのであれば再度入力しなければいけないのですけど、20回の約定なんてそうそう簡単にはしませんので、これも手間ってほどではないですね。

ちなみに、今年はこれだけボラティリティが高い相場展開となっておりますが、昨年の12月に発注したドル円の連続予約注文が半年後にもまだ残っているくらいですよ。

コストがとても安い

これはループイフダンやトライオートFXなどの自動売買と比べると断トツに安いですね。通常のいわゆる裁量トレードする際のスプレッドが採用されますので、ドル円・ユロドルのスプレッドが0.3pipsですから。

自動売買で一番コストが安いとされるループイフダンのおよそ10分の1くらいです。

リピート系ってどのようなトレードスタイルが多いのでしょうか?

恐らく細かく小さな取引を何度も繰り返すスタイルじゃないでしょうか。そうなると当然コストは無視できませんのでマネパの連続予約注文は最高レベルと言えますね。

連続予約注文の微調整がしやすい

私が利用しているのはマネーパートナーズのnanoの方です。nanoでしたら100通貨単位で注文できますので、少額投資でも微調整がしやすいんですよね。

ループイフダンは1000通貨単位です。いくら1000通貨単位とは言え、微調整するにはそれなりの投資金額が必要になってきます。ましてや6通貨による「両建てすくみ」ですからね。

注文自体は週末にまとめてしているのですけど、最初はたくさん注文しなければいけないのでそれなりに時間はかかります。まあ、手間と言えば最初だけ。

その後は、週末ごとにそれぞれの通貨のレートの上下に連続予約注文を仕込んでます。

ということは自動的に週末ごとに微調整出来ているというわけです。

この理屈、お分かり?

当初は、週末にまとめて発注をしていましたが、今年はボラティリティが高まっており週明けに窓を開けることを想定して月曜日や火曜日の営業時間中に発注することが多くなりました。

また、連続予約注文の発注数がかなり増えてきましたので、今は2週間~3週間に1度のペースで気が向いた時に新規発注しています。ホントーにテキトーです。注文自体は。ただし発注量は抑えてますよ!

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「すくみ」って何?

さて、そろそろ本題に入りましょうかね。

「すくみ」っていくつかの通貨ペアを組み合わせて売買することです。

例えば‥‥‥、こんな感じです。

買い売りトータル売買
ドルドル円
ユーロユーロ円
ユーロドルユーロドル

上の表のように「ドル円の買い」・「ユーロ円の売り」・「ユーロドルの買い」と同時に持つことで結局のところ、「ドルを買って円を売る」⇒「円を買ってユーロを売る」⇒「ユーロを買ってドルを売る」となります。

これらをまとめますと、「ドルを買ってドルを売る」となり元の鞘に収まるというわけです。

結局、元の鞘に収まるんですからそれまでの間にどれかの通貨ペアが上がったり下がったりしてもその分のキャピタルを利益にしていけば、その分だけプラスになるという理屈です。

「すくみ」のご説明はちょっと難しいですね。鞘取り(さやとり)をイメージしていただければ分かりやすいんじゃないかな。

サヤ取りとは、異なる2つの銘柄をペアにして、ひとつの銘柄は売りポジション、もう一方は買いポジションと売り買いを同時に建てることで利益を狙います。つまり、常に両建てのポジションを取るのです。

サヤ取りとは、異なる2つの銘柄をペアにして、ひとつの銘柄は売りポジション、もう一方は買いポジションと売り買いを同時に建てることで利益を狙います。つまり、常に両建てのポジションを取るのです。

2つの銘柄の価格に連動性があれば、長期的には同じように上げ下げします。しかし一時的に片方だけが割高になったり、あるいは片方だけが割安になる、つまり「サヤが正常ではない」状態になることがあります。このとき、割高なほうを売り建て(カラ売り)すると同時に割安なほうを買います。この両建てのポジションを維持し、サヤが正常に戻ったときに売りポジションも買いポジションも手仕舞いすれば利益になります。これが、サヤ取りの狙いです。

出典:林投資研究所「サヤ取り」とは

一般的に、通貨ペアは多い方がその分だけリスクが減ると言われてます。

ただあまりにもマイナー通貨だとスプレッドが大きいし、常軌を逸した値動きをする危険性が高まりますので、それなりのメジャー通貨で組み合わせることをお勧めします。

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「両建てすくみ」ってどういうもの?

なんとなく「すくみ」を理解していただけたでしょうかね。

では、ここからがちょっと応用といいますか、オリジナル的エッセンスを加えます。

先ほどの例では、「ドル円の買い」・「ユーロ円の売り」・「ユーロドルの買い」を同時に持ちましたよね。

これの逆をするのです。すなわち、「ドル円の売り」・「ユーロ円の買い」・「ユーロドルの売り」も同時に持つというわけです。表にしますと

買い売りトータル売買
ドルドル円
ユーロユーロ円
ユーロドルユーロドル

となります。こうすることで更にリスクを減らすことができます。利益を得る機会も当然のことながら増えます。

これって結局のところ、「ドル円の両建て」・「ユーロ円の両建て」・「ユーロドルの両建て」をしていることに他なりません。

買い売りトータル売買1売買2
ドルドル円
ユーロユーロ円
ユーロドルユーロドル

こんなことして大丈夫?

本当に儲かるの?

こんな疑問が湧いてくるのは致し方ないですよね。私も正直なところ初めての取り組みですからね。

私も半信半疑ですから!

たかさんま
たかさんま

と言いつつ自信はあるんだがね。

ハハハ🥃

まあ、理論上は儲かるはずなんですけど、理論よりも実践が大事です。

では、自ら身銭を削った実践報告と参りましょうか。

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実践報告

では、お待ちかねの実践報告です。まずは私が実践で取り組んでいる6通貨のご紹介です。

私が取り組んでいる6通貨「両建てすくみ」

私自身が取り組んでいる「両建てすくみ」は以下の6通貨になります。

買い売りトータル売買1売買2
米ドル米ドル円買い売り
ニュージードルニュージードル円売り買い
ニュージードル豪ドル豪ドルニュージードル売り買い
豪ドルユーロユーロ豪ドル売り買い
ユーロポンドユーロポンド買い売り
ポンド米ドルポンド米ドル買い売り

「米ドル円の買い」・「ニュージードル円の売り」・「豪ドルニュージードルの売り」・「ユーロ豪ドルの売り」・「ユーロポンドの買い」・「ポンド米ドルの買い」が売買1です。

これすなわち、「米ドルを買って円を売る」⇒「円を買ってニュージードルを売る」⇒「ニュージードルを買って豪ドルを売る」⇒「豪ドルを買ってユーロを売る」⇒「ユーロを買ってポンドを売る」⇒「ポンドを買って米ドルを売る」となり、結局「米ドルを買って米ドルを売る」となります。

売買2はこれの逆ですね。

売買1と売買2を合わせると、「米ドル円の両建て」・「ニュージードル円の両建て」・「豪ドルニュージードルの両建て」・「ユーロ豪ドルの両建て」・「ユーロポンドの両建て」・「ポンド米ドルの両建て」となり6通貨による「両建てすくみ」の完成です。

週末ごとに、これら6通貨のレートの上下に3つ~5つほどの逆張り注文を出しています。(最近は週明けに窓を開けることを想定して月曜日は火曜日に発注しております)

注文pips間隔も利食いpipsもだいたい20~30pipsくらいです。ホント、このあたりはテキトーといいますか、深く考えないようにしています。敢えてですよ。

敢えて深く考えない!

これが大事。気を付けなければいけないのは、少しずつポジションを膨らませていくこと。ですから私自身も100通貨から始めています。

もちろん様子を見ながら100通貨、200通貨、300通貨、‥‥‥と通貨単位を上げていく予定ですけど、慌ててはいけませんのでね。

以前まではこのように考えておりましたが‥‥‥

最近のボラティリティ上昇によりちょっと戦略を変化させております。

どのように変化させているかと言いますと、利食いの幅を通貨ペアによって変化させるようにしました。特に、ユーロ豪ドルなんてボラティリティが凄くて平気で1000pipsとか値動きがあります。そうなると30pipsで利食いするのは勿体ないですから150pipsとか200pipsなんかで利食い注文をしてます。

他にもチャートパターンから判断して利食いの値幅を大き目にしたりもしています。例えばドル円が111円~112円に上昇したときは、ここからさらに上昇しても110円をそのうち割るであろうと考えて100pipsとかで利食い注文を出してます。

このようにそれなりに値動きを読みながら、張る枚数や連続予約注文を発注する値幅、利食いする値幅に変化を付けることにしました。

また連続予約注文は20回まで発注でき、これまでは全て20回で発注していたんですけど、これも状況によって変化させています。例えば、ドル円が111円から112円に上昇したときは、そろそろ大きく下落することが想定されます。ここから落ちだしたら3回前後はそれなりに反発するでしょうけど、5回目とかで110円を割ってしまったら、しばらくは110円に戻らないだろうと考えて連続予約注文は3~5回だけ発注させています。

通貨ペア毎にチャートパターンから連続予約注文の

・発注枚数 ・発注する値幅 ・利食いの値幅 ・発注回数

に変化を付けるようにしました。

果たしてどのような結果になったのか

最初にお断りしておきますが、昨年の12月2日から10万円の投資金額で利用開始したのですが、初めの2週間はドル円の両建てで様子を見ておりました。(マネーパートナーズが1,000円ボーナスでくれましたので正確には10万1千円でスタートしてます)

その後、12月16日に10万円を追加投資して6通貨による「両建てすくみ」を開始しました。

2月6日に24万9千円を追加投資し、これで投資金額は50万円ジャストです。(うち1,000円はマネーパートナーズからのボーナスです。50万円と切りが良いように24万9千円を追加投資したんですよ)

3月に入ってから20万円を追加、5月に10万円、6月にさらに40万円を追加しました。会社から夏のボーナスが支給されたもので。えへへ。これで総投資金額は120万円となりました。入金に関しては、当面の間はこれにて休憩です。

コロナショックの頃は含み損が最大15万円ほどあったのですが、その後は10万円弱に落ち着き、現在は15万円弱となっております。発注量が増えたこともあり、レバレッジは7.01倍と前回よりも増加しましたが、まだまだ許容範囲です。

上記スクリーンショットを整理すると下記のようになります。

日時受入証拠金投資金額純利益額評価損益通算損益
5/3時点778,107700,00078,107-90,669-12,562
6/14時点1,051,845900,000151,845-125,59226,253
7/12時点1,430,1211,200,000230,121-146,02484,097
8/30時点1,485,2251,200,000285,225-264,99820,227

先週になって評価損益が大きく増加してしまったため、通算損益も大きく減少してしまいました。

う~ん、どうなんでしょうかね?ジャクソンホールや安倍首相辞任などでボラティリティが上昇したこともあるのでしょうけどね。

ま、継続して様子見します。

たかさんま
たかさんま

通算損益が大きく目減りしてしまいましたが、それほど悲観しているわけではありません。

長い時間の中ではこのような局面も当然あることでしょうからね。

追加投資したからといって慌ててポジションを増やしたわけではありません。毎週末毎(週に1回もしくは2週に1回)に100通貨や200通貨、300通貨、‥‥‥での連続予約注文をしていれば自ずと各通貨ペアの居心地の良い価格帯に複数の連続予約注文が発注されることになります。

ということは、例え100通貨単位であれど時間の経過とともに発注通貨数が200通貨、300通貨と自然と増えることになります。しばらくはこの戦略で様子見をしようかと考えてます。

1週間~2週間に1度のペースに連続予約注文を積み重ねていくことで、居心地の良い価格帯に重点的に連続予約注文が発注されることが最大の長所と言えます。

連続予約注文の発注数が増えてきているため、最近では2週間~3週間に1度のペースで新規発注しております。

月別損益は次のようになります。

日時月初口座残高決済損益入出金月末口座残高月利
19年12月110,0001,415100,000211,4151.2
20年1月211,4153,68050,000266,7181.7
20年2月266,71810,834249,000526,5524.0
20年3月526,55229,387200,000753,0205.0
20年4月753,02025,9460778,9663.4
20年5月778,96640,965100,000915,1225.2
20年6月915,12288,793400,0001,403,9159.5
20年7月1,403,91532,76201,436,6772.3
20年8月1,436,67748,51701,485,2253.3
合計282,2993.9

8月は30日時点の数値であり、合計欄の月利は平均月利となります。

7月と8月は月利が小さくなってしまいましたね。まあ、閑散相場であったことが最大の要因かなって考えております。来月以降に期待したいですね。

私は何よりこの安定感を一番重要視しているのですが、かなりの手応えを感じております。安定すればするほど、安心感を持って投資金額を増やすことが出来ますからね。投資金額が増えれば当然のことながら利益額も増えます。ハッキリ言って今後が楽しみでしかないです。それくらいの手応えなんです。もちろん油断は禁物なのでレバレッジは抑え目にしておりますが。

現在のレバレッジは7.01倍です。ちょっとレバレッジが高くなってしまいましたね。

私の場合は以前発注した連続予約注文が20回発注され自然消滅するまでそのままにしているんですよ。ですから無理に発注通貨枚数を増やすと思いもよらない枚数となってしまう恐れがあるんですよね。(ちなみに損切り設定はしておりません)

そんなわけでボチボチ連続予約注文数を増やしていこうかなと考えております。連続予約注文できる注文数そのものは無制限とのことですからね。(ひとつの連続予約注文は20回が上限となっておりますが、これとは別の話ですので誤解のないように。念のため)

上述しておりますが、連続予約注文の発注回数に変化を付けています。20回固定ではちょっと要領が悪いかなと思いましてね。

ドル円で言いますと、105円~110円の価格帯であれば何度も往復することが考えられますので20回でもいいでしょう。しかし、110円以上での買い注文はその限りではありません。せいぜい5回もしたら110円を割って大きく下落してしばらくは110円に戻ってこないことが想定されますので、このような場合には発注回数を3~5回にしています。

注意点をひとつだけ

6通貨による「両建てすくみ」では、連続予約注文の注文数がかなりの数に膨れ上がります。そうなるとどの通貨でどのような連続予約注文をしているのかどうかの把握が難しくなります。

一応、マネパのシステムでも見れるのですけど、分かりづらい!!

そこで私はエクセルで連続予約注文を管理しています。通貨ペア毎にタブを分けて、それぞれの発注一覧表を作成しています。今のところこれが一番管理しやすいです。

出来ることなら発注一覧をマネパのシステムからエクセルで出力できればいいんですけど、多分出来ないと思います。

これは手間と言えば手間ですけど、儲かるならこれくらいの努力は惜しみません。

近頃は連続予約注文の発注数がかなりの数に増大しておりますので、このエクセルでの管理も面倒になってきました。そのためこのエクセルでの管理はサボり気味です。


しかし考え方を変えれば、管理しなくても済む発注量に抑えているとも言えるのです。発注量を抑えることが一番簡単かつ楽な資金管理ですからね。

では、また。

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