皆さん、こんにちは。最近キャラ設定に迷走しているたかさんまです。
今日は、私たちが取り組んでいるトレードが独立事象なのか連続事象なのかについて述べたいと思います。
トレードとは独立事象であると、恐らく多くの読者の方々には受け止められていることでしょう。
チャートは連続事象である
普段、我々トレーダーが見ているチャートは基本的に連続事象であるという考えに反対意見はないと思われます。
もちろん株価のチャートや、FXにおいても週明けに窓を開ければチャートは不連続になることもありますけれども、例え例外的に窓を開けることがあったとしても基本的にはチャート(=価格)は連綿と続く連続事象という考えに反論はないと思われます。
通常のトレードでは独立事象である
では、我々が一般的に行っているトレードに関してはどうでしょうか。
例えば、価格が上がると見込んで、買ったとしましょうか。もちろん下にはストップロスの損切り注文を出しておきますよ。場合によっては、OCO注文を出して、利益確定の注文を出しているかもしれませんが。
利益確定はそれほど重要ではない
この場合、これから想定されるのは2通りですよね。
- 価格が上がって利益確定を成り行きでする、あるいは利益確定の売り注文が約定する。
- もしくは価格が下がってストップロス注文にかかってしまう、あるいは含み損を我慢するが耐えられなくなってどこかで成り行きで損切りをする。
多くのトレーダーにとってはありきたりの光景ではないでしょうか。
利益確定が出来た場合は正直どうでもいいです。
問題は損失確定をしたとき。この場合を想定してください。
損失を確定したとき行動パターン
それからどうなるかというと、前回のトレードは一旦忘れて、もしくは気持ちを切り替えて新たな気持ちでトレードに取り組むといったことをすることが多いのではないでしょうか。
そのようなことを推進している投資関連の本やアナリストの考えを聞いたことがありませんか。此れすなわちトレードは独立事象であるということですよね。
これで勝てているなら何も言うことはないです。お帰りください。ありがとう。
ホント、たかさんまって冷たい男ね!
せっかく来たんだから最後まで読んでいったらいいんじゃないかしら。
でも、でもですよ。
多くの人にとって損切りは忘れられないし、そう簡単には気持ちを切り替えることなど到底、不可能ではないでしょうか。私には出来ません。
どうしても、「くそーっ、取り返してやる!」って思いが沸き上がってしまうんです。
これじゃ、冷静なトレードが出来なくて当たり前なんですよ。メンタルはグラグラに揺らいでおり、コントロールなんてできないですよね。
普通の人なら当然ですよ。
極・両建てFXのトレードでは連続事象である
そこで考え方・アプローチの仕方を変えましょうっていうのが、「極・両建てFX」なんですよ。
私が取り組んでいる「極・両建てFX」においては、徹底してメンタルをコントロールすることに重点を置いております。
両建てすることにより、損失確定すなわち損切りを後回しにすることが可能となり気持ち(=メンタル)へのダメージを最小限にすることが可能となるんです。
言っている意味がわかるでしょうか?
私は、2017年にリスタートしてから一度もポジションを完全にスクエア(ノーポジション)にしたことはありません。一度もです。
常に売りと買いのポジションを持ってきました。(更に遡ると一度口座をクラッシュさせてしまったけれども、そのときを除けば2015年末からずっととも言えます。)
此れすなわちトレードは連続事象であるということです。
もちろん状況によってはどちらか片方のポジションのこともありましたし、それぞれのポジションは適宜、増減はさせておりましたよ。(このポジションを増減させることを、私は「ポジションを深呼吸させる。」と表現しております。この「深呼吸」については下記の記事をご参照ください。)
話が遠回りしてしまいましたが、損失を可能な限り後回しにして、それまでに十分過ぎるほどの利益を確定させることが大事なんですよ。その後に余裕をもって、ポジション整理としての損失を確定させるというわけなんですね。
まあ、それでもいつでも損失確定は嫌な物ですわ。出来ることなら損失確定なんてしたくはないけれども、相場で生き残るためには時として必要なんです。
結びの言葉
本日も相場と読者の皆様に感謝します。
当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。
お忘れ物がございませんよう、お手元に気を付けてお帰りください。
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