トレード、楽しいですか?

相場雑談
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皆さん、こんばんは。たかさんまです。

突然ですが、トレード楽しいですか?ワクワクやドキドキしてますか?

私のブログを見てくれているということは、株やFXのトレードを実際にしている、もしくはこれからやってみたいという人だと思います。

トレードを実際にしている人にもう一度伺います。

トレード、楽しいですか?

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「トレード、楽しいですか?」の意味

この質問の意味が分かりますか?

わかった人は、きっと相場で勝っている人でしょうね

なぜ、こんな質問をするのかわからない人は、あまり相場で勝てていない人や負けている人、もしくは迷っている人ではないでしょうか?

そう考える理由は何だと思いますか?

トレードを楽しいと感じている人はまだまだ未熟

トレードを楽しいと感じている人は、圧倒的に経験値が足りていないと考えられます。相場にのめりこんでいる状態と言えます。ワクワクやドキドキを感じられるのが、何よりの証拠。

だって考えてみてください。一喜一憂しているような人が安定して勝てるわけないんです。周りに振り回されているってことですよ。そのような状態の人が勝ち続けるのは無理なんじゃないかな。

たとえ今、トレードで勝っていてもどこかで足元すくわれると思いますよ。

どんな世界であろうとも、その世界での熟練した人たちは、ワクワクやドキドキといった感情はほとんど湧かないだろうし、結果に一喜一憂しないんじゃないでしょうかね。

プロ野球選手で例えると

プロ野球選手で例えましょうか。

イチロー選手や松井秀喜選手を思い出してください。

プロ野球選手になったときってすごく嬉しかったと思うんです。これからの未来に希望を抱いたり、でも不安もあったりで、毎日ワクワクしたりドキドキしながら練習に励んでいたことでしょう。

初めて一軍の試合に出たり、初ヒットや初ホームランを打った時は飛び上がるように嬉しかったんじゃないかな。初々しいところもあったはず。

でも、プロ野球の世界で何年も実績を積むにつれて、そのような感情はあまり湧かなくったことだと思います。

きっと、「やるべきことをやる」、「出来ることをやる」といった非常にシンプルな心理状態で日々を過ごしていたんじゃないかな。なぜなら自分のスタイルが構築されているからです。迷いがないんですよ。一時的なスランプがあったとしても。

もちろん節目の大一番の試合や、その後の大リーグに入団したときなんかは新たな感情が沸いてワクワク・ドキドキしていたと思いますが。

たかさんま
たかさんま

ちょっと余談になりますが。

イチロー選手は3年目に一軍に定着し200本安打を達成しました。日本中がイチローフィーバーに沸きましたよね。そのイチロー選手が、野球が楽しかったのは3年目まで、4年目以降は純粋に野球を楽しめなかったとどこかで発言していたのを聞いたことがあります。

ヤクルトスワローズで活躍した宮本選手なんてプロに入って野球が楽しいだなんて感じたことないって発言してましたよ。

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トレード熱が冷めてきたら勝てるようになったのはなぜ?

私自身も初めてFXを始めたときの感情はよく覚えています。

トレードで結果を残してお金を稼ぐんだってワクワク・ドキドキしてました。一回一回のトレードに一喜一憂してましたよ。雇用統計などの指標発表なんかもPCの前に張り付いてトレードしてました。

もちろん相場は上がるか下がるかですから、素人が勝つこともあります。勝ったときは気持ちが大きくなり、負けた時は負の感情を抱いて落ち込んだりしてました。自分の感情が相場に日々、振り回されている状態と言えるでしょう。自分のトレードスタイルが築けていませんでしたから。

ところがです。

FXを始めて5年ほど経ったころでしょうか。

なんか飽きてきたんです。

飽きたというと語弊があるかもしれませんが、マーケットに距離を置き始めたと言えばいいでしょうか。いい距離感で相場に臨めるようになったのです。

ずっとトレードはしてたんですよ。そのころから私のトレードスタイルはスイングトレードで常にポジションは持っていましたから。もちろん状況に応じてポジションは増減させてましたが。

いつの間にか気が付いたら相場の上げ下げやトレード結果に一喜一憂しなくなってました。

乱暴な言い方をすれば、どうでもいいや、好きにしてくださいって感じです。私は自分の出来ること、やるべきことを淡々とやるだけって考えられるようになってました。

当然、メンタルも落ち着きます。冷静な判断もできるようになる。だから結果も出やすくなる。自分のトレードスタイルが固まってきたのもこのころです。

メンタルが落ち着いたから結果が出るようになったのか結果が出るようになったからメンタルが落ち着いたのかははっきりしません。同時進行かもしれない。

もちろん、一喜一憂しないようなトレードスタイルを築くことを目的にして日々トレードに取り組できた成果が出てきたという側面もあるとは思います。

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で、結局何が言いたいのか。

トレード関係の本なんかで目にしたことありませんか?「最初から大金をつぎ込んではいけない。十分な経験を積む前に相場から退場することになってしまう」

当時はあまり心に響かなかったけど、今ならよくわかります。

十分な経験を積めば、結果は残せる。少なくとも最初のころよりは結果を残せる率は上がるはず。誰だって最初からうまくやれるわけない。子供のころに自転車の乗り方を覚えるまで何度も転んだように。

トレードで勝てるまでにどれくらいの経験が必要か?

トレードで安定的に、しかも自信を持って勝ち続けられるようになるまでに、果たしてどれくらいの期間や経験が必要となると思いますか。

もし、私が誰かに聞かれたらこう答えますね。

 ずばり3年です!

人にもよるでしょうが、3年から5年は下積みが必要でしょうね。修業期間だと割り切ってください。トレードに専念できるなら3年、専念できなければ5年の修業期間が必要だと思います。

だから結果が出ていない人は、無理をしたり焦ったりしないでほしいんです。他人の結果とか気にしなくていい。少ない資金でも常にマーケットに参加して経験値を積んでほしい。

もちろん自分なりにいろんなことを考えたり、勉強したり、分析したりする努力もしてください。ひとりで無意識に自転車を乗りこなせるようになるのは、十分な経験値を積んでからです。

そして自分なりの型を築いてください。

いろんな知識や経験をインプットして、自分に必要な物だけ残して、不必要な物は捨てる。自分のトレードスタイルを構築できれば、後はそれを続けていくだけ。非常にシンプルです。

それまでは大金を投入しないでください。私のように借金を背負ってしまうので。

もちろん私もまだまだ勉強中だし、努力は続けてます。相場には常に謙虚に臨んでいます。トレードにゴールはないとさえ思っています。相場に臨んでいる以上、ずっと努力です。

ただし、間違った方向に努力してはならない。自分の向かっている方向が正しいのか間違っているのか判断するには経験が必要なんです。経験値のない人はその判断ができない。

トレードって基本一人で取り組むじゃないですか。監督やコーチがいるわけじゃない。上司の指示に従えばいいわけじゃない。自分で判断しなければならない場面が多々ある。

そのためには経験値がどうしても必要なんです。

まとめ ~次の3つを満たすことが求められる~

以上、一人前のトレーダーになるための条件は次のようにまとめることができます。

一人前のトレーダーの条件
  • ①3年以上修業する
  • ②安定して結果を出し続ける
  • トレードが楽しいと感じなくなる

楽しくないことで結果を出し続けてこそ一人前 と言えるのではないでしょうか。

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