「人間はひとくきの葦にすぎない。自然の中で最も弱いものである。だが、それは考える葦である」
あっ、どうも、たかさんまでございます。
新型コロナウイルスの感染者が日に日に増加しており、いよいよ私の住む地域でも感染者が出るのは時間の問題という緊迫した状況であります。
トレードの方も、予期せぬ円安により緊迫した状況でありますが、果たして皆様は如何様(いかよう)でありましたでしょうか。
では、今週一週間を振り返ってみましょうか。
今週(20/2/17~20/2/21)のトレード成績
今週(20/2/17~20/2/21)のトレード成績は、以下のようになりました。
海外FXを利用したユーロ円の両建てトレード成績
まずは海外FXを利用したユーロ円の両建てトレード成績をご覧いただきましょう。
436.81ドル
でした。
436.81ドルですから日本円で50,000円弱の利益になりますね。ショートメインでトレードしている私としましては、この円売りのアゲインストの中で50,000円弱の利益は御の字です。
先週の週間トレード成績で、リスクオフの円安に警戒した方がいいかもしれないと述べておりましたが、本当に来てしまいましたね。う~ん、こんなに早く来るとは思いませんでしたよ。参っちゃいました。
今週のザイFX!のコラムの中でも、何名かのコラムニストの方々がこの「リスクオフの円安」について言及してますけど、私個人としましてもリスクオフの円安に警戒していたんですね。何だか嫌な感じがするといいますか、これまでの相場のアノマリー的なものが通用しないことが増えていると感じていたんです。
この「リスクオフの円安」の行きつく先は、株安・円安・債券安のトリプル安、つまり純粋な日本売りです。これは最悪のシナリオになります。
まあ、このトリプル安の日本売りは、もっともっと先の話として想定していたのですけど、今回の新型コロナウイルスの影響でちょっとシナリオを修正しなければいけないかもしれません。
今回の新型コロナウイルスの影響は、相場やトレードのみならず実生活にも確実に影響を及ぼすことになりそうですから。
アイネット証券ループイフダンで6通貨「両建てすくみ」
さて続きましては、アイネット証券を利用したループイフダンです。
今週1週間で積み上げることができた利益は、
ずばり!
8,533円
でした。
再び週間利益の最高値を更新してくれました。うっしっしっ。
これまでの豪ドルニュージードル・ポンド円・豪ドル円の両建てに加えて、2月に入ってからニュージードル米ドル・ユーロ米ドル・ユーロポンドの両建ても稼働させており、ちょっといびつではありますが、6通貨による「両建てすくみ」を実践中であります。
レバレッジも3倍強と低くなっておりますので、まだまだループイフダンを仕掛けることもできるのですが、不測の事態に備えて慎重に仕掛けております。何が起こるかは分かりませんのでね。
マネパ連続予約注文で6通貨「両建てすくみ」
こちらの口座は昨年の12月から利用ということで比較的新しい口座であります。
マネパナノを利用しているのですが、100通貨から売買できるということでアイネット証券のループイフダンより一足早く6通貨での「両建てすくみ」を開始しておりました。
今週1週間で積み上げることができた利益は、
なんと!
3,087円
でした。
こちらも週間利益の最高値を更新してくれました。まあ、今週から300通貨単位の連続予約注文も織り交ぜて発注しておりますので、当然のことながら利益も増えることになるんですけどね。
現在は、100通貨単位から300通貨単位で連続予約注文を発注しておりますが、取り扱っている通貨ペアは、ドル円・ニュージー円・豪ドルニュージードル・ユーロ豪ドル・ユーロポンド・ポンド米ドルの6通貨で両建てをしてます。
結果として、この6通貨による「両建てすくみ」となってるんですね。
通貨単位別の連続予約注文の発注割り合いは、100通貨単位:200通貨単位:300通貨単位=7:2:1くらいとなっております。
2~3か月くらい時間をかけて様子見しながら発注通貨単位を増やしていきます。
セントラル短資でメキシコペソ円のスイングトレード
こちらの口座では、メキシコペソ円のスイングトレードをしているのですが、昨年末からの上昇相場でポジションを順次クローズしており、結果1枚だけの買いポジションとなっておりました。
今週1週間で積み上げることができた利益は、
驚きの!
690円
でした。
唯一持っていた、メキシコペソ円1枚を決済すると同時に、含み損を抱えていたトルコリラ円も決済しています。(こちらはトレード成績には含めておりませんが‥‥‥)
メキシコペソ円はここのところ一本調子で上昇しており、あまり大きな下落も見込めない現状、少額とはいえ資金をこの口座に寝かしておくのは勿体ないので、一旦、全てを清算して出金しております。
また、大きな下落があったら再度、メキシコペソ円のスイングトレードを実行します。
今週1週間のトータル利益
今週1週間で積み上げることができたトータル利益は、1ドル=111.50円で計算しますと、
436.81ドル+8,533円+3,087円+690円=
61,014円
でした。
思っていた以上に利益が積み上がってくれました。今週は思いもよらない強烈な円売りがあったため、私としては利益を積み上げるよりもこのアゲインストの風をいかに凌ぐかという局面でした。このような時は利益を積み上げるよりも生き残ることにフォーカスするんですよね。
ですから、今週の利益額には大満足です。あくまでも生き残った結果に過ぎないという感覚なんです。
たかさんまのつぶやき
光陰矢の如く今週もあっと言う間に終わってしまいました。
新型コロナウイルスの影響で、投資家がリスクを取りづらい環境であるはずなのに株は強いといいますか底堅いですね。それに今週水曜日からの強烈な円安は一体全体何だったのでしょうか。
理由のほどは分かりません。2019年10月~12月の日本のGDPが大幅にマイナスになったためとの声も聴かれますが、この数値は17日の月曜日に発表されているんですよね。速報値なんて1週間以上前に発表されているはずです。このタイムラグはどう解釈すればいいのかな‥‥‥。
新型コロナウイルスの影響で株価が落ちて、リスクオフの円高になるというメインシナリオを描いていたんですよ。もちろんその他の要因など様々なことを考えていました。
けどさ‥‥‥、けどさ‥‥‥、
やっぱり相場といいますかトレードにおきましては、このような外的要因はあまり考えすぎない方がいいのかもしれません。むしろ何も考えないでチャートに集中して機械的にトレードした方が結果が残ることも多いくらいではないでしょうかね。
「人間はひとくきの葦にすぎない。自然の中で最も弱いものである。だが、それは考える葦である。」
これはフランスの哲学者で数学者でもあるパスカルの言葉です。
自然の前ではか弱い人間だが、人間は考えることによって宇宙をも超越することができるということを表している言葉なんでしょうけど、皮肉なことに相場では考えること、考えすぎることはアダとなることが多いと感じるのは私だけでしょうか。
来週からはどのような相場になるのでしょうか?
毎週繰り返しになりますが、あれこれ悩んでも仕方ないです。悩むということは考えているということの裏返しでもあります。
相場が上がるなら買う。相場が下がるなら売る。基本はこれです。でもさ、本当の意味でこの基本を実行できる人って意外と少ないのかもしれませんね。
私がメインでトレードしているユーロ円を見てみますと、誰がどう見ても上がっています。そこに異論はないでしょう。しかも上がりだしてからまだ3日しか経っていません。今後どうなるか、どこまで上がるのかは誰にも分かりません。
ですから、上がっているうちは単純に買えばいいんです。そろそろ天井だろうとか、ここらで押し目を作るだろうとか、余計なことは考えないことです。
これらの考えって、考えというよりも期待なんですけどね。また、何で上がっているんだろうとかの理由探しも可能な限り止めた方がいいでしょう。理由なんて後付けとも言いますからね。
(トレーダーの性(さが)でこれらを完全に排除することは難しいですけど)
という訳で、今週後半と同様に来週も買いを中心に取引することになりそうですね。もちろんどこかで下がりだしたら売りますけど、上がっているうちは単純に買うだけです。
ここで、「アントニオたかさんま」さんの登場です。いつものやつで締めくくりますよ。準備はいいですか?
いくぞー!
相場鏡に己を映せ!
(ソウバカガミニオノレヲウツセ!)
お粗末さまでした。
(相場やチャートを鏡にして己の姿を映し出し、自分自身と向き合うことが大切であるということを意味しています)
では、また。お元気で!
最後の言葉
本日も相場と読者の皆様に感謝します。
お忘れ物がございませんよう、お手元にお気を付けてお帰りください。
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