皆さん、こんにちは。たかさんまでございます。
本日は、毎月の定例報告のひとつであるアイネット証券のループイフダンの経過報告になります。
果たしてどのような結果になったのでしょうか。また、「ハイブリッドループイフダン」とは一体どのようなものなのでしょうか。気になりますねえ。
では参りましょうか。
なぜループイフダンを試そうと思ったのか
まずは、なぜワタクシたかさんまがループイフダンを試そうかと思ったのか、こちらのご説明から参りますね。
私のブログの読者の方々ならお分かりかと思いますが、私のトレードスタイルは海外ハイレバFXを使った両建てトレードがメインとなっております。
(これを変えるつもりはないです。なぜならレバレッジは高ければ高いほど有利なんですからね)
何度もこのブログで述べておりますが、両建てって含み損が付きものなんですよね。
上手に含み損とお付き合いする必要がございます。
2019年の2月から3月にかけてでしょうか。とあるサイトでループイフダンの存在を知りました。ループイフダンも含み損とお付き合いしなければならないんですよね。(まあ、損切り有に設定すれば話は変わるんですけど‥‥‥)
両建てと似ているなと思ったんです。単純に。
しかしながら、自動売買といふものをしたことがなかったものですからちょっと躊躇したといいますか、いろいろ自分なりに調査をしてたんです。
これ意外といいかもしれないなって5月からお試し稼働させておりました。10万円の入金でのスタートです。
本気でセミリタイアを目指すにあたり収入源を複数用意しておくことが必要だと思っていたこともあり、ちょっとお試ししてみるかという軽いノリで始めました。
そんなことしてるくらいなら借金返せよ!
ってツッコまれそうですが(笑)。何度も言いますけど、借金返済を優先することはないですから(開き直り)。
どのような戦略でループイフダンを稼働させているのか
現在の口座状況について
現在の総投資金額は160万です。口座状況は次のようになっております。
含み損は、40万円~50万円強の範囲で推移しております。3月の乱高下で随分と含み損が増えてしまいましたね。実効レバレッジは4倍ほどに収まっております。これまで積み上げた累計利益は243,073円であり、20万円弱のドローダウンとなっております。
現在稼働させているループイフダンについて
また、現在稼働させているループイフダンは次の通りであります。
売買システム名 | 損切設定 | 数量 | 最大ポジション数 |
---|---|---|---|
B100(EUR/USD) | なし | 1 | 4 |
B100(AUD/NZD) | なし | 1 | 5 |
S100(EUR/GBP) | なし | 1 | 3 |
S100(GBP/JPY) | なし | 1 | 3 |
S80(EUR/GBP) | なし | 1 | 2 |
B40(AUD/JPY) | なし | 1 | 2 |
B50(GBP/JPY) | なし | 1 | 2 |
B60(EUR/USD) | なし | 1 | 3 |
B40(AUD/NZD) | なし | 1 | 2 |
S80(EUR/GBP) | なし | 1 | 3 |
B80(EUR/GBP) | なし | 1 | 3 |
S60(EUR/USD) | なし | 1 | 3 |
B60(EUE/USD) | なし | 1 | 3 |
S80(NZD/USD) | なし | 1 | 3 |
B80(NZD/USD) | なし | 1 | 3 |
S40(AUD/NZD) | なし | 1 | 10 |
S40(AUD/JPY) | なし | 1 | 5 |
B40(AUD/JPY) | なし | 1 | 5 |
B50(GBP/JPY) | なし | 1 | 5 |
B50(TRY/JPY) | なし | 1 | 3 |
S50(GBP/JPY) | なし | 1 | 5 |
B50(GBP/JPY) | なし | 1 | 5 |
B20(AUD/NZD) | なし | 2 | 10 |
ちょっと不格好ですが、要するに
- AUD/NZDの両建て
- GBY/JPYの両建て
- AUD/JPYの両建て
- NZD/USDの両建て
- EUR/USDの両建て
- EUR/GBPの両建て
をしていることになります。(TRY/JPYもあるにはありますが‥‥‥)
口座状況の推移によって、数量・最大ポジション数を柔軟に調整してループイフダンを適宜追加発注したり、場合によっては停止しております。
現在のポジション集計について
なお、現在のポジション集計はこのようになっております。
現在のポジションには過去に稼働させていて、現在は停止しているループイフダンのポジションの残骸もございます。
2月の上旬から、ちょっといびつな形ですが6通貨による「両建てすくみ」を実行しております。
3月上旬は強烈なドル買いが発生し、中旬以降はその調整からのドル売りが発生しました。そのため、各通貨ペアに対して含み損が大きくなっております。
ループイフダンはトレンドが発生した場合、逆指値でトレンドフォローしますので、そのトレンドがひと段落したら含み損が大きくなってしまうのは致し方ないですね。
これまでに積み上げた利益はいくらになるのか
2020年に積み上げた利益は下記のようになっております。
2020年 | 決済損益 | 入出金 | 月末口座残高 | 月利(%) |
---|---|---|---|---|
1月 | 23,110 | 100,000 | 766,797 | 3.5 |
2月 | 40,094 | 500,000 | 1,306,891 | 5.2 |
3月 | 130,434 | 400,000 | 1,837,325 | 9.9 |
合計 | 193,638 | 6.2 |
スワップポイントは決済したポジションのみ考慮することにしました。と言いますのも、アイネット証券のループイフダンは決済するまでのポジションのスワップポイントにつきましては小数点以下の端数も切り捨てすることなく積み上げてくれます。これ自体はトレーダーに有利なことですから大歓迎なんです。
で、決済したときにそのポジションのスワップポイントの小数点以下の端数を切り捨てにするんですよね。ですから決済したポジションと未決済のポジションが入り混じったCSVファイルでスワップポイントを正確に計算することはとても骨の折れる作業になります。(一か月分だと行数が半端ない数になります)
この作業をする価値があるのであれば実行も厭わない(いとわない)んですが、
そこまでの価値はない!
というわけで、決済したポジションのみを集計することにしました。
そのためにこれまで公表してきた決済損益と一部差異が生じてますことをお許し願います。
平均月利が5%を超えております。私の個人的感覚で申しますと、月利が5%が合格ラインの分水嶺なんですよ。この月利5%が合格ラインというのは、損切りなしの両建てでは避けて通れない含み損も考慮したうえでの合格ラインです。
月利5%を上回るのであれば、数か月に一度くらいの間隔で「ポジション整理という名の損切り」を裁量で行っても年間では利益が残るであろうということを意味します。もちろんこれは私の経験からの話であり、今後必ずそうなるとは限りませんが‥‥‥。
今後の戦略はどうするのか
今後の戦略ですが、引き続き6通貨による「両建てすくみ」を実行していきます。
私がこのアイネット証券のループイフダンで稼働させている6通貨による「両建てすくみ」は下記のとおりです。
買い | 売り | 保有ポジション1 | 保有ポジション2 |
---|---|---|---|
ポンド | 円 | ポンド円買い | ポンド円売り |
円 | 豪ドル | 豪ドル円売り | 豪ドル円買い |
豪ドル | ニュージードル | 豪ドルニュージードル買い | 豪ドルニュージードル売り |
ニュージードル | 米ドル | ニュージードル米ドル買い | ニュージードル米ドル売り |
米ドル | ユーロ | ユーロドル売り | ユーロドル買い |
ユーロ | ポンド | ユーロポンド買い | ユーロポンド売り |
私の場合ですと、「ポンド円」と「豪ドルニュージードル」、「豪ドル円」の両建てを既に実行していましたので、これらに合わせるように他の3通貨の両建てを実行し、6通貨での「両建てすくみ」を上記の表のように完成させました。
何をしているかと言いますと‥‥‥。
「ポンド ⇒ 円 ⇒ 豪ドル ⇒ ニュージードル ⇒ 米ドル ⇒ ユーロ(⇒ポンド)」という順にそれぞれの通貨を買っていき、結局のところ「ポンドを買ってポンドを売っている」ことになるというわけです。これが保有ポジション1となります。
ただ、通常の「すくみ」だとある通貨が暴騰・暴落したときに不測の事態が起こりえますので、この「すくみ」に加えて、逆回りの「すくみ」も実行しようということです。
つまり‥‥‥、
「ポンド ⇒ 円 ⇒ 豪ドル ⇒ ニュージードル ⇒ 米ドル ⇒ ユーロ」の順に、今度は買いではなく売りを行うという訳です。これが保有2になります。
通貨ペアは固定されておりますので、結局のところ「ポンド円」・「豪ドル円」・「豪ドルニュージードル」・「ニュージードル米ドル」・「ユーロ米ドル」・「ユーロポンド」の6通貨を両建てすることになるわけです。
ハイブリッドループイフダンの正体は
人様のブログなどでループイフダンの戦略を拝読させていただいたところ、皆さん、最大ポジション数を30から50などとても大きい数で実行されている方が多かったんですよね。10年から20年もの期間での大天井と大底のレンジ相場に収まるようにしているんでしょうけど。
てっきり、私もそのようにしなければいけないとなぜだか思い込んでいたんです。
でも、よく考えたら無理して最初から最大ポジション数を膨らませる必要はないですよね。むしろ最大ポジション数を抑えて、相場の値動きに合わせながらループイフダンを調整した方が効率がいいんじゃないかと考えたんですよね。
幸い私は2012年からFXトレードをしてますので、かれこれ8年ほどの経験があることになります。ですからこれまでの経験を活かした裁量トレードとループイフダンをミックスした「ハイブリッドループイフダン」なるもので今後は攻めてみようという魂胆なんですよ。
上手く行くかどうかは神のみぞ知る!
なんですけど、とりあえずは行動して、その結果を受けて調整すればいいですから。あれこれ悩んで行動しないことほど馬鹿げたことはありませんので。
ではまた。
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