皆さん、こんにちは。たかさんまです。
今日は、チャートにおける縦軸(価格)と横軸(時間)の関係性について述べてみたいと思います。
きっと多くの読者様は、縦軸(価格)ばかりを気にしている状況であり、横軸(時間)を蔑ろにしていることと推測いたしますが、どうでしょうかね。
縦軸と横軸の関係性のその前に
縦軸(価格)と横軸(時間)の関係性について述べる前に確認しておきたいのですが、皆さんが普段トレードするときって、縦軸(価格)を強く意識されているのではないでしょうか?
まあ、縦軸(価格)がトレードにおける損益に直結することから、多くの方はそのような傾向があることは容易に推測できます。
(昔の私もそうだったから‥‥‥)
もう少し深く考えましょうか。
時間をX軸、価格をY軸と見なすとすると、Z軸としてボリューム、つなわち、株式投資でいうところの出来高のようなものも関わってくるのです。
ここまで意識できてますでしょうか。
縦軸(価格)は不平等である
そろそろ本題に入りましょうか。
縦軸(価格)と横軸(時間)って、普通に考えると全てのトレーダーに平等だと感じませんか?
どうですかね?
ちょっと考えてみてください。
ここでシンキング・タイムよ!
シンキング・タイム、お・し・ま・い💗
ちょっと早かったかしら。
私の捉え方としては、縦軸(価格)は不平等なんですよ。
例えばこうです。
ドル円を100円で同じ枚数だけ買った、AさんとBさんがいたとしましょうか。同じ口座を利用していますよ。すなわち、レバレッジや必要証拠金も同一です。しかし投資金額が、Aさんは10万万円、Bさんは100万円であるとしたらどうでしょうか。
もう、お分かりですね。
圧倒的にBさんが有利なんですよ。単純にBさんはAさんと比べて10倍の余裕があると言えますからね。
これって資金管理のことですよ。自分の投資金額に対してどれだけのポジションを持つかってことですから。
何が言いたいかというと、大金を投じることができるトレーダーと少しの金額しか投じられないトレーダーでは、実は同じ土俵で戦っていないということなんです。
相対的に見ることが大事になりますね。
縦軸(価格)のコントロール、すなわち、資金管理が大事だということは上記の例からも分かりますよね。
だけど、これだけじゃ不十分なんですよ、実は。
横軸(時間)は平等であると言えるが・・・
ここからが重要なところです。
では、横軸(時間)はどうでしょうか。
横軸(時間)は、誰がどう考えても皆に平等であると言えるでしょう。
大金を投じることができるトレーダーもそうでないトレーダーも時間の流れは同じですからね。
しかしです!
時間軸をコントロールすることができるのなら、話は変わってきます。
どうやって時間軸をコントロールするのか?
ここでも相対的に考えてください。
時間は皆にとって平等です。時の流れは均一ですから。
どうすればいいのかというと、自分をコントロールすればいいんですよ。
誰にとっても等しく流れる時間という概念を、自分をコントロールすることで相対的に時間をコントロールすることになるわけです。
これって物理学でいうところの相対性理論なんかと関係しているかもしれないですが、そんなに難しい話ではないです。
よく言うところの分割売買なんですよ。分割売買って聞いたことがあるでしょう。ドル・コスト平均法とか有名ですよね。
ドル・コスト平均法(英: dollar cost averaging)とは、株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。定額購入法ともいう。金融商品を購入する場合、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。例えば「予定資金を12分割して、月末ごとに資金の1/12を投入し、一年かけて全量を買う」という手法。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この横軸(時間軸)をコントロールすることが、実は「自己管理=資金管理」に含まれているというわけです。
横軸(時間)を味方につけることが大事
一般的に、資金管理と言えば、自分の投資金額と縦軸(価格)の関係と思われがちなんですが、そこに横軸(時間)も含めて管理することが大事なんですよ。
先ほども述べましたが、時間は皆にとって平等に流れるわけですから、自らの売買のタイミングをコントロールすることで相対的に横軸(時間)をコントロールしましょうっていうことになります。
この横軸(時間)を味方につけてることができるのなら日頃のトレードはかなり余裕のあるものとなるでしょうね。
ポジポジ病って聞いたことあるでしょう。
これって、正に横軸(時間)を味方に出来てない状況のことなんですよ。焦りなのか、欲望が暴走しているのかは、何とも言えないけれど自己管理が出来ていないことは断言できるでしょうね。
まとめてみると
ここまで、縦軸(価格)と横軸(時間)の関係性について述べてきました。
少し難しかったかもしれません。もっと上手く表現したいのですが‥‥‥。何となくでも掴んでもらえたら幸いです。
さらに付け加えます。
「自己管理=資金管理」とは、これまで私の記事の中で何度か述べてきましたが、資金管理には、縦軸(価格)だけでなく横軸(時間)も含まれてますよってことにつながります。
う~ん、皆さんに伝わってますかね。(申し訳ないですが、時間をおいてリライトさせてください。)
理屈っぽい話は控えなさい!
あと、これにZ軸(出来高)も考慮できれば尚良しなんです。
例えば、8月の相場は閑散相場だと言われております。つまり参加者が少ないため、ちょっとの注文で相場が大きく動いてしまうという訳ですね。
このように出来高が伴っていない動きは信憑性が著しく低いため、マーケット参加者が戻ってくると、閑散相場の動きを打ち消す方向に価格が動く傾向にあるんですね。
結びの言葉
本日も相場と読者の皆様に感謝します。
当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。
お忘れ物がございませんよう、お手元に気を付けてお帰りください。
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