皆さん、こんにちは。たかさんまでございます。
トレードの調子はどうですか?勝ってますか?
ここ数週間に渡ってドル円やクロス円、株式相場は上昇相場となっておりますが、ショートポジションを抱えて恐怖心を抱いてお過ごしかもしれませんね。
本日は、そんな相場における恐怖心について考えてみたいと思います。
相場における恐怖心とは
これは簡単に理解できますよね。お金を失ってしまうかもしれない恐怖心ですよね。
下がると思ってショートポジションを持ったけど、その後、相場が上がり続けて含み損がどんどん増えていって不安になってしまう状況ですね。
最悪の場合、パニックになってしまうかもしれませんね。
で、その後どういう行動を取るかというと恐怖心に耐えられなくて天井でショートポジションを損切りしてしまう。誰でも経験したことがあるのではないでしょうか。
安心してください。もちろん、私も経験済みですよ。
自慢することじゃないでしょ!
ところで、皆さん、なぜこのような恐怖心を抱いてトレードをする状況になってしまうのか考えたことがありますでしょうか?
あの時の感覚は、今でもよく覚えているよ。
どうですか?思い出しましたか?
私の場合はこうでした。
初めて国内FX業者で口座を開設してFXを始めた時は10万円を入金しました。そして成り行きでドル円を1000通貨だけ買いました。
当然スプレッド分のマイナスから始まることになります。その瞬間、秒単位で含み損が増減して、この後どうなってしまうのかとても不安になったことを覚えてます。
今から考えてみますと、1000通貨くらいで不安になるなんて笑い話にもならないんですけどね。経験値のない初心者なら皆、似たような状況だったんじゃないでしょうかね。
1000通貨だけなら大して含み損が増えないことにやがて気づきます。ほったらかしにしておいても大したことないなと。そしてそのうち含み益となり利益を確定する。
よくあるパターンはこれでしょうね。
初心者の頃って恐怖心が大きいので自然とリスク管理出来ているんですよね。管理しすぎなくらいに。だから結果として勝てることがままあります。
恐怖心を欲望が上回ってしまう危険性について
だけど、やがてそのうち欲望が走り出します。もっとポジションを持っていたらもっと儲けることがことができたのにってね。
知らず知らずのうちにその欲望は暴走します。
慣れって怖いものだな。
オーバーサイズのポジションを持ってしまい自分自身をコントロール出来なくなるんですよね。いわゆる制御不能です。
これは負けているトレーダーだけに当てはまることではありません。勝っているトレーダーにも当てはまることもありますよ。
欲望が暴走して大勝ちしているトレーダーは特にやっかいです。気を付けなければいけません。その後かなりの確率でクラッシュしてしまうことでしょうからね。
欲望と恐怖心のはざ間で
以上をまとめてみますと、最初は恐怖心のため過剰なまでのリスク管理をして、やがて欲望が暴走して制御不能になる。
この過程で起きていることは誰にでもわかるでしょう。
単純にポジションの持ちすぎ
なんですよ。
時間のことではないですよ。ポジションサイズのことです。
相場がこの後どうなるのかが分かるのであれば、もちろん全力でポジション持ちますけどね。こればかりは誰にも分りませんから。
ソクラテスの「無知の知」じゃないけど、私自身これだけは分かっているんですよね。相場が今後どうなるのか分からないってことを分かっているです。
恐怖心を制御・コントロールするためには、欲望を制御・コントロールすることが必要と言えます。
勝っているトレーダーって投資金額の割りには恐らく信じられないくらいポジションサイズが小さいと思いますよ。特に負けているトレーダーからしてみれば。
そうでなければ勝ち続けることはできませんからね。
私自身、海外FXをメインに利用していますけど、これは何もポジションをたくさん持つためではありません。
レバレッジが高ければ必要証拠金が少なくて済みますので、より有利なトレードが出来るからなんですよね。もっと多くのポジションを持とうと思えば計算上はまだまだ持てます。だけど怖いですからね。
ですから、もっと稼ぎたいという欲望を抑えているという訳です。
ところで、あなたの欲望はどうですか?
暴走してませんか?
恋になら暴走してもいいかもね。
結びの言葉
本日も相場と読者の皆様に感謝します。
当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。
お忘れ物がございませんよう、お手元に気を付けてお帰りください。
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