相場を眺める四者の心理状態

相場雑談
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皆さん、こんにちは。たかさんまでございます。

皆さんがFXをするときチャートを見ますよね。サポートラインで反発したから買いとかレジスタンスラインで反落するだろうから売りとか考えながら売買してると思います。

今日は、そんな相場を眺める投資家の心理を”相場を眺める四者の心理”と題してまとめてみました。

では、行ってみましょうか。

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相場を眺める四者の心理状態

① 現在、ノーポジションで買い目線で相場を眺める者

上記に該当する者はどのような行動をすると想定されるか。

高値更新で成り行きで買う者や移動平均線などを目安に押し目を待ってから買う者が想定されます。

② 既に買いポジションを持っており出口を考えている者

上記に該当する者はどうでしょうか。

ここまで上がったら利益を確定しようと考えている者やここまで下がったら損切しようと考えている者がいることでしょう。

③ 現在、ノーポジションで売り目線で相場を眺める者

これは、①の逆ですね。

安値更新でついていこうと考えている者や戻りを待ってから売ろうと考えているでしょう。

④ 既に売りポジションを持っており出口を考えている者

こちらは、②の逆ですね。

ここまで下がったら利益を確定しようと考えている者やここまで上がったら損切りしようと考えているでしょう。

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この四者で重要な者は誰か

何を当たり前のことを言っているんだと思われるかもしれません。しかし、これら四者の心理状態を推察することは大切なことです。ケインズの美人投票の考えにも関係します。

相場の上げ下げを予想することは出来ません。しかし、ここから相場が下がれば他の者たちがどのような行動をとるか、ここから相場が上がれば他の者たちがどのような行動をとるかは予想しやすい。

少なくとも相場の上げ下げよりは。

この四者で重要な者は誰でしょうか。私は、②と④だと考えます。既に売りか買いのポジションを持っている者です。

それはなぜか?

①と④はまだポジションを持っていません。これから持とうと考えているのです。ということは、持たないかもしれない。つまり売買しない可能性も高いということです。

しかし、②と④は違います。既にポジションを持っているのです。

例えば、買いポジションを持っている者を想定してください。相場が上がれば上がるほど、利益確定の行動をとる確率は高まります。下がれば下がるほど、損切りの行動をとる確率は高まるのです。

今年初めのフラッシュクラッシュを思い出してください。

買いポジションを持っていた人で恐怖のあまり損切りした人や機械的に損切りさせられた人が多かったことでしょう。

しかし、あの状況で新規で売買をした人はそう多くないはず。様子見に徹した人や、そもそもフラッシュクラッシュに気付いてない人も多かったことでしょう。

ちなみに私は様子見に徹しましたよ。あの状況で手出しするのは怖かったですから。

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四者の心理を活かしてトレードする

皆さんがトレードするとき、テクニカル分析やファンダメンタル分析を活用していることでしょう。

もちろん私も活用しております。しかし、テクニカル分析やファンダメンタル分析だけではなく、①~④の者の行動を推察することも重要視しております。そうすることで売買の理由がより優位性を持つと考えるからです。いわゆる、エッジのあるトレードっていうやつです。

ポジションがどれくらい積みあがっているのかは、FOREX WATCHERのシカゴ筋建て玉ザイ!FXのシカゴIMM通貨先物ポジションの推移OANDAのオープンオーダー・オープンポジションで確認できますよ。

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