【海外FX】2020年提出(令和元年分)の確定申告をやりました【ドル建て口座】

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皆さん、こんにちは。

今日は、2020年に提出する令和元年分の確定申告を行ったご報告になります。確定申告は一年に一度しかやらないわけで、どうしても毎年やり方を思い出すのに一苦労してしまいますよね。

ですから、ちょっとやり方を具体的にまとめておこうかと思います。私の場合は、サラリーマンですから会社からの給与があります。その上で、海外FXにて利益を上げることができましたので、同じような境遇の方のお役に立てるかなと思います。

なお、私はドル建てで海外FXを利用しておりますので、ドルで得た利益をどのように計上すればよいのかも説明しておりますので、ご参考にしていただければ幸いです。

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MT4で2019年の収益を確認する

まずはMT4で2019年の収益を確認しましょう。これを加工して確定申告の際に添付することになりますよ。

MT4で2019年の収益をダウンロード

MT4を開いてください。

最近はスマホでのトレードばかりであるため、MT4自体を開くのは本当に久々になります。

下段のターミナルの左から三番目にある「口座履歴」のタブを選んでください。これまでのトレード履歴が表示されますので、その画面上どこでもいいですから右クリックをしましょう。

すると上記画面のように選択肢が表示されますので、期間のカスタム設定にて「2019.1.1~2019.12.31」に設定すると2019年の1年間の取引履歴が表示されます。

さらに詳細レポートの保存をクリックして、デスクトップなりに保存しておきましょう。

以下は、私がメインで利用しているMYFX Marketsの取引履歴の詳細レポートになります。

私の場合は、ドル建て口座であるため更に加工する必要があります。円建て口座であれば詳細レポートの右下に総利益が記載されてますので、その数字が2019年1年間の総利益となります。

ドルを円に転換させる前に、この詳細レポートをエクセルに保存しておくと便利です。画面上で右クリックして「すべて選択」を選び、コピーしたものを別に開いたエクセルに張り付けるだけで綺麗な表となります。

ドル建ての利益を日本円に転換させる

次にドルを円に転換させましょう。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングのサイトから昨年の月ごとの為替レートを用意します。

画面中段よりちょっと下の方に、「1990年以降前月までの為替データを表示する」とありますので、昨年の2019年を選択して表示をクリックします。

すると上記のようなエクセルシートが表示されますので、「月毎」のタブを選択してください。

一番左の縦列に米ドルがあり、そこのTTBの欄の数字を使います。各月の平均が必要となりますので、それぞれ3段目の数字が該当することになります。

この数字を使って、先ほど詳細レポートからエクセルに張り付けた表を加工していきます。

私の場合は、一番右の列に「為替レート」・「利益額(円)」を追加して行ごとにドルを円に転換しています。一番上だけ手動でやってしまえば、2行目からはコピペすることで自動計算されますのでそれほど手間ではありません。

正確性を期すのであれば毎日の為替レートを調べて、利益確定をした日ごとにドルを円に転換させる必要があります。しかし、この作業はとても膨大であり非常に手間がかかります。月毎の平均為替レートで作業量を減らしても実際の利益額は大きく変動しないでしょうから、税務署もそこまでは求めないようです。

(※税務署によっては見解が変わるかもしれませんので、不安でしたら所管の税務署に確認しましょう)

職場からの源泉徴収票を用意する

こちらは毎年年明けに職場からもらうものになります。サラリーマンや公務員など勤め人であれば必ず職場からもらいますので、大切に保管しておきましょう。

ふるさと納税などがあればそちらも用意する

所得からは「社会保険料」や「生命保険料控除」、「扶養控除」など様々の控除を受けることが出来ますが、私の場合は独身で借家住まいですから一番シンプルなものになります。

私が控除されるのは、「社会保険料控除」・「生命保険料控除」・「基礎控除」・「寄付金控除」の4つになります。

「寄付金控除」はふるさと納税になります。ふるさと納税をした納付先から送られてきた「寄附金受領証明書」を用意しましょう。余談になりますが、昨年は結局のところ限度額の半分しか納税しませんでした。ちょっともったいなかったかもしれません。今年は限度額ギリギリを納税しようと思います。

ご家庭の状況によっては「医療費控除」や「住宅借入金等特別控除」など他の控除を受ける方もいるでしょうから、その場合はそれらの領収書などを用意する必要があります。

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国税庁のホームページから具体的に作業を進める

国税庁の【確定申告書等作成コーナー】から具体的な作業を進めていきます。

ここでご紹介するのは一番多いパターンであろうと思われる、「印刷して提出」の手順になります。私もこのパターンにて確定申告しておりますよ。

「作成開始」⇒「印刷して提出」⇒「利用規約に同意して次へ」と進み申告書の種類を選択しましょう。

申告書の種類を選択

一番左の「所得税」を選択してください。

次に真ん中の「左記以外の所得のある方」を選択して作成を開始します。

すると上記のような画面が表示されます。「申告の種類」は該当するならチェックしてください。ほとんどの方は該当しないでしょうからその場合はノーチェックで構いません。「申告される方の生年月日」は必須ですから必ず入力してください。

一番下の「申告書の様式をイメージした入力画面で申告書を作成する」は希望するならチェックしてください。私個人の好みとしてはそのままの方が作成しやすいのでノーチェックです。

必要事項を入力していく

ここまでに確定申告に必要な書類等を準備してきました。ここまでくればあとは流れに沿って入力するだけですので意外と簡単ですよ。

総合課税の所得

ここは会社からの給与や海外FXでの利益を入力します。

「給与所得」は会社からの給与になります。源泉徴収票の数字をそのまま記入してください。

「給与所得」を記入する際に、源泉徴収票の給与以外のその他の数字も記入することになります。詳細なやり方は画像付きで説明されてますので、その説明のとおり進めていけば意外なほど簡単ですよ。

海外FXは総合課税ですから、「雑所得」扱いになります。「雑所得」の「その他」に入力することになります。「種目」は「証拠金取引」で良いでしょう。(5文字の字数制限があるためこれ以上詳しくは書けません)

「所得の生ずる場所」は、ご利用の海外FX業者の所在地になります。私の場合は、MYFX Marketsですから「Level2,Raffles Tower Cybercity,Ebene,Republic of Mouritius」となるのですが、字数制限に引っかかるため「Ebene,Republic of Mouritius」で済ませています。

もしも経費を計上するのであれば、ここで記入することになります。借金の利子や通信費などあれこれ経費を計上しようかと考えもしたのですが、やっぱり止めることにしました。恐らく認められないだろうし、後々、経費となることを証明しろと要求されると面倒です。明確に証明も出来ませんし。

それに試算したところ経費を計上しても納める税金が3万円ほどしか減らないことが発覚したのも理由のひとつです。これが10万円とかになるならダメ元で計上しますけどね。3万円で余計な骨を折るくらいならトレードで稼いだ方が余程気持ち的に良いですから。

所得控除

源泉徴収票に記入されている「社会保険料控除」や「生命保険料控除」は、「給与」のところで入力しているはずですから、自動的に表記されております。

ここで新たに入力するのは、「寄付金控除」つまりふるさと納税になります。お手元に用意した「寄附金受領証明書」を参考にして順に入力していきましょう。納付先が多いと少し手間かもしれません。私は5つの市町村に計6万7千円ふるさと納税しましたので、5つ分を入力しましたよ。

税額控除・その他の項目

こちらにつきましては、該当するなら入力してください。私は該当しませんのでそのまま次に進みます。

計算結果確認

ここで納付する金額が確定します。私の場合は40万ほどとなりました。

高いと言えば高いんですけど、嘆いても仕方ないです。納税は国民の義務ですから。泣いて免除されるのであればいくらでも泣くんですけどね。

嘆くよりも泣くよりもトレードで稼ぐことに全力投球した方が前向きな気持ちになれますのでね。素直に納めますよ。もちろんクレジットカード払いになりますが‥‥‥借金が増えてしまいます(涙)。

住民税・事業税に関する事項の入力

こちらにつきましては、住民税の徴収方法になります。会社にバレたくないのであれば、「自分で納付」を選びましょう。

ここから後は、住所や氏名、マイナンバーなどの基本的な情報の入力になります。流れに沿って入力していきましょう。

帳票を印刷して郵送

最後は帳票を印刷して、源泉徴収票やふるさと納税の寄附金受領証明書などの添付書類と共に所管の税務署に郵送しましょう。

昨年より源泉徴収票は添付する必要がなくなったようなんですけど、印刷された「添付書類台紙」には「社会保険料控除」や「生命保険料控除」などを台紙にのりづけするよう記載されています。ですから、念のためにも源泉徴収票も添付しておいた方がよいと思います。

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納付の手続きをお忘れなく

これにて確定申告そのものは終了です。

しかしこれで安心してはいけませんよ。

最後に一番大事なことが残っています。それは国税の納付です。国税庁の国税の納付手続から納付の手続きをすることを忘れないでください。税務署から納付書などが届くわけではありませんので、自ら納付の手続きを進める必要があります。

コンビニ納付や窓口納付などいろいろな選択肢がありますが、私はクレジットカード納付になります。

本日無事にクレジットカードにて納付いたしました。国民の義務を果たすことができて気持ちは晴れ晴れですよ。

スッキリした!

と同時に

借金が増えた!!

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最後に

今年の確定申告の期限は、新型コロナウイルスの影響で一か月延長されました。延長されたからと言って油断していたらうっかり忘れてしまう恐れがありますので、出来るだけ早めに納付してしまいましょう。

国税に関しては、ゴネ得は絶対にあり得ませんのでね。

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